気温の寒暖差に注意!夏バテと間違えやすい「貧血」と「氷食症」

こんにちは!

医療法人社団栗林歯科医院 丸の内院の歯科助手 川村です。

 本格的な夏はまだこれからですが、最近は急に暑くなって汗をかいたと思ったら、翌日にはガクッと気温が下がったりと、寒暖差が激しい日が続いていますね。皆さんは体調を崩されていませんか?

 実は私自身も、この寒暖差のせいか、なんだか体がだるかったり、いつもより頭痛が増えたりと感じることがあります。暑い日には気づかないうちにたくさん汗をかいているので、失った水分をしっかり補給することが本当に大切だなと実感する毎日です。

 そして、この「だるい」「疲れやすい」「頭痛がする」といった症状。ただの寒暖差による疲れや夏バテの始まりかな?と思いがちですが、実は「貧血」が隠れていることも少なくありません。汗と一緒に体内のミネラル(鉄分など)も流れ出てしまうため、気温の変化が激しい今の時期こそ、少し注意していただきたいのです。

無性に氷が食べたい…それ、貧血のサイン「氷食症」かも?

「暑いから冷たい氷がおいしい!」と、つい飲み物を飲んだあとにグラスの氷をガリガリと噛んでしまうことはありませんか?

 実は、季節に関係なく「無性に氷が食べたくなる」「かなりの量の氷を毎日食べてしまう」という場合、それは鉄分不足による氷食症(ひょうしょくしょう)という貧血のサインかもしれません。

 氷食症は「異食症」の一種と知られており、「鉄欠乏性貧血」が原因として隠れているとも言われています。

 また、私たち歯科の立場から見ても、この「氷をガリガリ噛む」という習慣には少し注意していただきたいなと思っています。というのも、硬い氷を日常的に噛み続けることは、大切な歯がすり減ってしまう原因の一つになるからです。

さらに、硬いものを噛み砕こうと強い力を持続的にかけることで、歯の神経が過敏になり、冷たいものがしみる知覚過敏を引き起こしてしまう可能性もあります。

「ただの癖かな?」と思っていても、実は貧血という体からのSOSサインであり、知らず知らずのうちに歯にも大きな負担がかかっているかもしれません。もし思い当たる方がいらっしゃったら、ご自身の体と歯を守るためにも、少し気にかけてみてくださいね。

貧血対策でワールドカップを元気に楽しもう!

さて、ちょうど6月からワールドカップが開催され、連日スポーツの話題で盛り上がっていますね!選手たちの熱いプレーに元気をもらっている方も多いのではないでしょうか。

 実は、激しい運動をするアスリートにとっても、食事からしっかり栄養を摂る「スポーツ栄養」の考え方はとても重要で、特に貧血予防はパフォーマンスに直結すると言われています。このアスリートの体作りは、私たちの日々の「バテない体作り」にも通じるお話です。

 貧血や日々の疲れを予防するためには、毎日の食事でしっかりと鉄分を補給することが大切です。
例えば、レバーやアサリ、サバといったお魚、そしてお野菜なら小松菜などが特におすすめです。どれもスーパーですぐに手に入る身近な食材ですよね。

 ただ、鉄分の吸収を阻害する栄養素もあるため注意が必要です。例えば「タンニン」や「シュウ酸」、「カルシウム」などの栄養素を一緒に摂取すると、せっかく摂った鉄分が吸収されにくくなってしまいます。

 食べ物の例としては、 「タンニン」は緑茶や紅茶、「シュウ酸」はほうれん草やたけのこ、「カルシウム」は乳製品や大豆製品などに多く含まれています。

反対に、レモンやブロッコリーに含まれる「ビタミンC」や肉・魚から摂取できる「動物性タンパク質」は、鉄分を効率よく吸収する働きがあります。

 食材の組み合わせによって体が吸収できる栄養素の量が変わります。美味しい食事でしっかりと効率よく栄養を摂って、熱いワールドカップも、これからの季節の寒暖差も元気に乗り切っていきましょう!

体の負担はお口にも!みんなで気をつけていきましょう。

 貧血が続くと、歯茎の色が白っぽくなったり、免疫力が下がって歯周病などのトラブルが起きやすくなったりと、実はお口の健康にも大きな影響を与えます。

 日々の疲れや体の負担は、巡り巡って大切な歯や歯茎にもサインとして現れるのです。だからこそ、「ただの疲れ」と無理をせずに、まずはご自身の体を労わってあげてくださいね。体の負担も歯に影響するので、皆さん、一緒に体調には気をつけて過ごしましょう!

栗林歯科医院丸の内助手 川村

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