【歯が弱いとお悩みの方へ】遺伝だと諦めないで!歯科医師が伝える虫歯予防の新常識

【はじめに】

「私は虫歯になりやすい体質なんだ…」そんなお悩みはありませんか?もしかして、しっかり歯磨きしているのになんで…?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。今回は、そんな疑問に丸の内院の歯科医師がお答えします。

【虫歯になりやすい「体質」って、本当にある?】


「毎日ちゃんと歯磨きしているのに、健診のたびに虫歯が見つかってしまう…」「もしかして、私は虫歯になりやすい体質なのかな?」そんな風に感じて、がっかりしてしまった経験はありませんか?クリニックでも、患者様から「遺伝的に歯が弱いみたいで…」というお悩みを伺うことがよくあります。では、本当に虫歯になりやすい「体質」というものはあるのでしょうか。結論からお伝えすると、「はい、あります」。でも、ここで絶対に落ち込まないでくださいね。大切なのは、「体質だから仕方ない」と諦めてしまうことではありません。「虫歯になりやすいから」といって、大切な歯を失っていい理由にはならないのです。むしろ、ご自身の体質を正しく理解し、それに合わせたぴったりの対策を立てることで、「虫歯になりやすい体質」に打ち勝つことができます。私たちと一緒に、ご自身の歯とじっくり向き合って、最適なケアを見つけていきましょう。

【遺伝だけじゃない!虫歯のなりやすさを決める3つのポイント】


「虫歯になりやすいのは、親からの遺伝だから…」と思っていませんか?もちろん、歯の硬さや唾液の性質など、遺伝的な要素が全くないわけではありません。ですが実は、虫歯の原因はそれだけではないのです。むしろ、日々の生活習慣に隠れていることの方がほとんどなんですよ。

  • ポイント1:唾液の量と質

お口の中に自然に存在する「唾液」は、実は虫歯予防の強い味方です。食べかすを洗い流したり、虫歯菌が出す酸を中和したりする働きがあります。この唾液の量が少なかったり、酸を中和する能力が低かったりすると、どうしても虫歯のリスクは高まってしまいます。

  • ポイント2:食生活の習慣

甘いものが好き、というだけでなく「いつ、どのように食べているか」がとても重要です。例えば、アメやガム、ジュースなどを少しずつ、時間を決めずに口にしている「だらだら食べ」の習慣はありませんか?お口の中が酸性の状態が長く続くため、歯が溶けやすく、虫歯になりやすい環境を自ら作ってしまっているのかもしれません。

  • ポイント3:フッ素を正しく使えているか

「歯磨きは毎日しています」という方でも、フッ素入りの歯磨き粉を正しく使えているかは、また別の話です。フッ素には、歯の質を強くし、虫歯菌の活動を抑える働きがあります。毎日のセルフケアで、このフッ素を味方につけられているかどうかは、虫歯のなりやすさに大きく関わってきます。

【あなたは大丈夫?歯科医師がチェックする虫歯リスクの高いお口の特徴】


私たち歯科医師が、患者様のお口の中を拝見するとき、「虫歯になりやすいかどうか」をいくつかのポイントでチェックしています。鏡を見ながら、ご自身のお口の中を少し想像してみてください。当てはまるものはありますか?


  • お口の中が乾きやすい

唾液の量が少ないと、虫歯菌の活動が活発になりがちです。「最近、口が乾くな」「パサパサして話しにくい」と感じることはありませんか?特に、加齢や全身の病気(例えば糖尿病など)、またアレルギーや高血圧、精神的な治療で常用しているお薬の副作用で、唾液が出にくくなることがあります。ご自身では気づきにくい原因が隠れていることもあるんですよ。

  • 歯並びが複雑なところがある


歯が重なり合っていたり、少し傾いて生えていたりする場所は、歯ブラシの毛先が届きにくく、どうしても磨き残しが多くなってしまいます。ご自身ではしっかり磨いているつもりでも、実は汚れが溜まっているかもしれません。

  • 詰め物や被せ物が多い


過去に治療した歯が多い方も、注意が必要です。詰め物や被せ物と、ご自身の歯との境目には、どうしてもミクロの段差ができてしまいます。そのわずかな隙間に汚れが溜まりやすく、そこから再び虫歯になってしまう「二次虫歯」のリスクがあります。
いかがでしたか?もし当てはまるものがあっても、心配しすぎないでくださいね。大切なのは、ご自身のリスクを知り、それに合ったケアをしていくことです。

【「体質だから」と諦めないで!今日からできる虫歯予防策】


「自分は虫歯になりやすいから…」と諦めてしまうのは、まだ早いですよ。ご自身の弱点を知ることは、最適なケアを見つけるための第一歩です。今日からご自宅で始められる、効果的な予防策を3つご紹介しますね。

  1. 「フッ素」を味方につけましょう
    • フッ素入りの歯磨き粉、その効果を最大限に引き出せていますか?歯を磨いた後のうがいは、少なめのお水で1回だけにするのがおすすめです。お口の中にフッ素成分を長くとどまらせて、歯を強くしてあげましょう。
  2. 食事や間食に「メリハリ」をつけましょう
    • お口の健康にとって大切なのは、食べる「量」よりも「回数」です。家事や仕事の合間に、甘い飲み物やお菓子を少しずつつまんでいませんか?その習慣が虫歯菌に活発になる時間を与えてしまっています。時間を決めたメリハリのある食生活を心がけるだけで、お口の環境はぐっと良くなりますよ。
  3. あなたに合った「ベストパートナー」を見つけましょう
    • 歯ブラシ一本で、全ての汚れは落とせません。歯の間には「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」が必須です。ご自身にとって最適なアイテムを選ぶことが大切です。「何を使ったらいいか分からない…」という方は、どうぞ私たちにご相談ください。


【プロの目でチェック!栗林歯科医院でできること】


セルフケアを頑張っていても、どうしても磨ききれない場所が出てきたり、自分では気づかないうちにリスクが高まっていたりすることがあります。そんな時こそ、私たちプロの出番です。栗林歯科医院では、単に「歯石を取る」「クリーニングをする」だけではない、一歩踏み込んだサポートをご提供しています。

皆さんは、健康やダイエットのためにパーソナルトレーニングジムに通うことをイメージしたことはありますか?トレーナーがその人の体質や目標に合わせて最適なメニューを組んでくれますよね。実は、お口の健康維持もそれと全く同じなんです。私たち栗林歯科医院が目指しているのは、まさに「お口のパーソナルトレーナー」です。画一的な歯磨き指導ではなく、患者様一人ひとりのライフスタイルやお口の状態、さらには性格まで考慮して、「あなただけの最適なケアプラン」を一緒に考えていきます。「トラブルが起きた時だけ歯医者に行く」というスタイルでは、残念ながらお口の状態は少しずつ悪くなってしまう可能性があります。そうではなく、健康な状態を「維持」するために、担当の歯科衛生士と一緒に二人三脚で歩んでいく。それが、これからの賢い歯科医院との付き合い方だと、私たちは考えています。パーソナルトレーニングと違うのは、これが保険の範囲内で始められるということです。ぜひ、あなたの専属トレーナーに会いに来てください。

【まとめ:ご自身の歯のタイプを知って、最適なケアを始めましょう】


虫歯になりやすい体質というのは、残念ながら確かに存在します。ですが、今回の記事を読んでくださったあなたは、もう「体質のせいだから」と一人で悩む必要はありません。諦めてしまうのは、本当にもったいないことなのです。歯は、にこっと笑った時の見た目はもちろん、美味しいものを美味しく味わう喜び、大切な人との楽しいおしゃべりなど、私たちの生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を支える、かけがえのない大切なパートナーです。私たち栗林歯科医院は、「歯を削るための場所」ではなく、患者様一人ひとりの大切な「歯を守るため」の存在でありたいと心から願っています。もしあなたが、「これからは自分の歯を本気で大切にしたい」そう思われたなら、ぜひ一度、栗林歯科医院 丸の内院へお越しください。私たちが、全力でその想いをサポートします。

栗林歯科医院丸の内 歯科医師 山﨑

栗林歯科医院 丸の内院でもご相談を承っております。

論文知識の豊富なドクターや歯周病認定衛生士が在籍しております。

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