梅雨入り前から要注意!急な暑さに負けない体づくりとお口のケア
こんにちは!栗林歯科医院 丸の内 助手の川村です。
まだ本格的な梅雨や夏には少し早い時期ですが、最近、急に気温が上がって汗ばむような暑い日が増えてきました。丸の内院にいらっしゃる患者様とお話ししていても、「なんだか最近疲れやすい」「体がだるい」といったお声をよく耳にするようになりました。

皆様、急激な気温の変化に体調を崩されてはいませんか? 春から初夏へと移り変わるこの季節。実は、一年の中でも体調を崩しやすいタイミングです。 体がまだ暑さに慣れていないため、急に気温が上がると体温調節がうまくできず、自律神経が乱れやすくなってしまいます。そこに気圧の変動も加わり、「なんとなく体がだるい」「食欲がわかない」といった不調に繋がりやすいのです。 暑いからといって、冷たい飲み物ばかりを飲んでしまったり、そうめんなど炭水化物だけの簡単な食事で済ませてしまったりしていませんか?

実はこうした食生活の乱れは、全身の疲れだけでなく、お口の中の環境を悪化させる原因にもなってしまいます。 今回は、本格的な梅雨や夏を迎える前に知っておきたい、暑さに負けないための食事のポイントと、お口の健康についてお話しさせていただきます!
【暑さやだるさを吹き飛ばす栄養素と食材】
急な暑さでなんとなく食欲が落ちている…そんな時に、私がぜひおすすめしたいのが「ネバネバ食材」です!

実は、丸の内院のスタッフにも大人気で、お昼休みに納豆を食べているスタッフがとっても多いんです! このネバネバとした成分には、胃の粘膜をやさしく保護し、消化を助けてくれる素晴らしい働きがあります。胃腸の調子を整えることで、食べたものからしっかり栄養を吸収できる体づくりに繋がります。 その中でも特におすすめなのが、手軽に買える「納豆」です。

納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という成分には、汗をかいて水分不足になり、ドロドロになりがちな血液を防いでくれる効果が期待できます。 ここで、納豆を効果的に食べるためのワンポイントアドバイスです! ナットウキナーゼは熱に弱い性質を持っています。そのため、炊きたてのアツアツご飯にのせてしまうと効果が薄れてしまうんです。少し冷ましたご飯と一緒に食べるか、そのまま小鉢で召し上がるのがおすすめですよ。

もし「納豆の匂いや味がちょっと苦手…」というご家族がいらっしゃったら、オクラや長芋などのネバネバ食材でも同様に胃腸を助けてくれますので、ぜひ毎日の食卓にサッと一品追加してみてください。

また、小さなお子様をお持ちの方へ一つお伝えしたいことがあります。 初めてお子様に納豆を食べさせる時は、少し注意が必要です。納豆に関するアレルギーは、食べてから症状が出るまでに数時間かかると言われています。そのため、万が一に備えて、病院が開いている午前中やお昼の時間帯に食べさせて、様子を見てあげるようにしてください。
※お薬を飲まれている方へのお願い※

納豆に含まれる「ビタミンK2」には血液を固める作用があります。そのため、「ワルファリン」などの血液をサラサラにするお薬を服用されている方は、お薬の効果を妨げてしまう恐れがあるため、納豆の摂取は避けるようにお願いいたします。ご心配な場合は、必ずかかりつけの医師にご相談くださいね。
【お口の健康も守る食事の工夫】

暑くなってくると、疲れをとるために「クエン酸」が含まれた飲み物や、スポーツドリンクをこまめに飲む方も多いのではないでしょうか。部活やスポーツを頑張っているお子様に、水筒に入れて持たせている方たくさんいらっしゃると思います。

熱中症対策や疲労回復としてはとても大切なことですが、 クエン酸などの「酸」は、歯を溶かしてしまう性質があるということ知っていただきたいです。 スポーツドリンクや柑橘系の飲み物には、糖分と一緒に強い酸が含まれています。これを日常的にお水代わりにダラダラと飲み続けてしまうと、お口の中が常に酸性の状態になり、歯の表面が溶けやすくなってしまうんです。これはむし歯の原因になるだけでなく、歯そのものがもろくなる原因にもなってしまいます。

もちろん、激しい運動をして汗をたくさんかいている時のスポーツドリンクは、体にとって必要なものです。しかし、日常のちょっとした水分補給や、運動が終わった後の普段の生活では、なるべくお水や麦茶を選ぶようにしてみてください。 スポーツをされているお子様がいるご家庭でも、「練習中はスポーツドリンクでしっかり補給し、お家に帰ってきてからや普段の生活では麦茶にする」など、メリハリをつけて水分補給をしていただくのがおすすめです。
全身の健康を気遣いながら、大切な歯も一緒に守っていきましょう!
ブログ筆者:栗林歯科医院丸の内 助手 川村